世界遺産の寺 「比叡山延暦寺」
「近江の地は、西日本と東日本をつなぐ接点に位置し、水陸交通のかなめであったことから、古くより歴史の舞台に登場してきました。
天台宗を開いた最澄をはじめ、それぞれの時代に活躍した人物が遺した多彩な文化が、今なお息づいています。
比叡の山々そのものを境内とする世界遺産の寺、延暦寺。
広大な寺域は東塔・西塔・横川のエリアに大きくわけられ、山の自然に溶け込むように諸堂が点在しています。
最澄が比叡山に開いた天台宗延暦寺は、京の都を守護する霊場として栄え、多くの名僧や鎌倉仏教の宗祖たちを輩出してきました。
平成18年には開宗1200年を迎えるため、今年の10月から連日にわたり慶讃大法要が行なわれます。
お茶を使った菓子「茶だんご」
上新粉に抹茶を混ぜて作るだんごで、なじみの深いものです。
出来た茶だんごにきな粉を付けても良く、甘味をおさえて作るとお茶の香りを賞味できます。
【材料】
上新粉・・・・・2カップ
熱湯・・・・・・1カップ
白玉粉・・・・・1/2カップ
水・・・・・・・1/4カップ
抹茶・・・・・・適量
砂糖・・・・・・1/2カップ
【つくり方】
1.上新粉に抹茶を混ぜておく。この中に熱湯を入れながら、木しゃもじで混ぜる。
2.白玉粉に半量の水を加えて、かたまりのないように練っておく。これと(1)とをよく練り混ぜる。
3.蒸し器に大きめの濡れ布巾を敷き、その中に小さい、長いおにぎりににぎった種を、なるべく重なり合わないように入れて、ふきんを両方から冠せて蓋をする。湯が沸騰してから7~8分で蒸しあがるが、中心まで透き通ったようになっていれば、できている。
4.大きめの器に水をたっぷり入れ、蒸しあがったものを、ふきんの四隅を持ち上げて、サッと水の中に入れてすぐ上げる。
5.これを器に移し、砂糖を入れ練り上げる。なめらかになったら丸める。これを適当に串にさす。
※丸くして串ざししたものと同じ生地を平たく延ばして、まわりにきな粉をつけても良い。
(茶のすべて)