秀吉が築いた町 「長浜」
長浜の町と秀吉との縁は、浅井(あざい)氏を倒し北近江を制定した織田信長から、秀吉が北近江12万石を拝領したことに始まります。
秀吉は浅井(あざい)氏のものだった小谷(おだに)城の城主となりますが、小谷(おだに)城は標高300メートルの高地に建っていたため、天正2(1574)年、地の利に富んだ今浜の地に新しい城を定め、「長浜」と地名を改めました。
琵琶湖に面して建つ城は、湖水を引き込んで作った三重の堀で囲まれており、内堀と中掘の間には家臣団の屋敷が軒を連ねていたのだそうです。
後に長浜城の城主となり、ついには土佐一国を領するまでに功名を遂げる山内一豊も、当時は秀吉の一家臣でした。JR長浜駅近くの住宅地には、愛妻千代と暮らした屋敷跡の碑が立っています。
秀吉は経済を重視し、楽市楽座を開いて町の商業を盛んにしました。
江戸時代になると、北国(ほっこく)街道の宿場町であり重要な港があった長浜はさらに発展を遂げます。また当時、長浜は町人により自治が行われていた自由都市でもありました。
その豊かさや町衆の気風は今にいたるまで、さまざまな文化を生み、長浜の魅力を形作っています。
お茶を使った料理「茶練りそば」
熱い番茶で練ったそばは、香もよく、体が温まります。
材料 | |
そば粉 | 50グラム |
番茶汁 | 大さじ3杯位 |
しょうゆ | 少々 |
その他 | ねぎ、ふし粉など |
つくり方 | |
1. お湯で温めておいたぶ厚い茶碗の中にそば粉を入れ、熱い番茶で練ります。
2. 箸で少しずつちぎり、しょうゆを付けて食べます。 ねぎ、ふし粉などをお好みによって掛けて食べるとより美味しくいただけます。 |
(茶のすべて)