商いの町「近江八幡」
近江八幡は、桃山時代に八幡山に築城した豊臣秀次が作り出した城下町です。
堀割を築いて琵琶湖を行き来する船を必ず立ち寄らせたり、楽市楽座を開くなど、秀次の政策によって町はたいへん栄えました。
江戸時代初期の頃から活躍し、遠くは北海道やベトナムにまで商いの場を広げていった八幡商人たちは、八幡山城(はちまんやまじょう)が5年で廃された後も豊かな経済活動が続いたこの町だからこそ生まれたのかも知れません。
新町通りには、この地ならではの特徴ある商家が並び、往時の面影を今に伝えています。
火事の延焼を防ぐ「うだつ」や、往来の人々のために植えられた「見越しの松」など、この地の商家特有の町並みが美しい姿を見せています。
お茶を使った料理「抹茶の水ようかん」
水羊羹は、磯の香豊かな寒天と日本伝統のお茶を組み合わせたお菓子です。お茶の鮮やかな緑色もお楽しみください。練り羊羹に比べて水羊羹はもともと甘さ控え目ですが、砂糖を低甘味料にしたことでさらにカロリーダウンになりました。
材料(14切分) | |
棒寒天 | 1/2本(粉寒天なら5g) |
水 | 550ml |
低甘味料 | 大さじ2+1/3杯 |
白あん | 200g |
塩 | 少々 |
抹茶 | 大さじ2 |
つくり方 | |
(1) 寒天を戻す 棒寒天は半分にちぎり、水をはったボールに浸して戻す。 (2) 抹茶を溶く (3) 寒天を煮溶かす (4) あんを加える (5) 抹茶を加えて冷やし固める |
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料理のコツ | |
棒寒天がなければ粉寒天を使いましょう。いずれにしても、よく煮溶かしてから甘味料を入れましょう。低甘味料を使うときは、あまり長く煮ないことが大切です。そして流し入れる道具は、水でぬらしておくことと、中身を器からきれいに取り出すことがポイントです。 |