第61回 全国茶品評会「農林水産大臣賞」受賞
「朝宮茶」は、平成19年度 第61回全国茶品評会において「農林水産大臣賞」を受賞いたしました。
「近江の茶」は、最澄が唐から初めて日本に持ち帰り、比叡山麓に播いた茶の実に起源するといわれています。
修行僧に薬として珍重され、朝廷に献上される茶として県下に栽培が広がり、長い歴史とともに全国に知れ渡る銘茶の産地が育ちました。
幕末には、ペリーに賞翫され緑茶輸出の道を拓き、日本が初めて参加した1873年のウィーン万博にも出展されました。
恵まれた自然環境と優れた栽培・製茶技術により築き上げられた「朝宮茶」は香り高く、味わい深い高級茶としていつの時代も親しまれています。