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杜鵑(ホトトギス) NEWS

第63号(2005.05.01)

旬の一服「新茶」

すがすがしい初夏の風に
包まれ優しくそよぐ
お茶の新芽たち
さわやかに香り立つ
旬の味わいを
お届けいたします。

降りそそぐ陽ざしが輝きを増し、
やさしく風が薫る頃、
若葉きらめく茶園から
今年一番の緑茶、
新茶がうまれます。

旬ならではの生気にあふれた
一葉一葉を大切に育み、
真心込めて仕上げました。
初夏の息吹をいっぱいに含んだ
自然の恵みをお届けいたします。

茶の成分

栄西が鎌倉初期の建暦元年(1211年)に著した「喫茶養生記」の冒頭に、「茶は養生の仙薬であり、延齢の妙術なり、人これを用いれば其人長命なり」とあります。

それから四百数十年後の江戸時代、元禄三年(1690年)に来日したドイツ人エンゲルベルト・ケンペルも、「茶は便通を良くし、血液を浄化。特に痛風を予防、体内の結石を溶かす作用があり、また精気を増し、体の動きを敏活にし、気分を爽快にする」と記しています。

彼らはいずれも、長い間の経験から茶の効用を述べています。現代は科学の進歩により、茶の主要成分と、それらの薬餌的効果もほとんど明らかにされつつあります。

(茶のすべて)

第62号(2005.04.01)

季節の便り「新茶」

新茶とは、その年の最初に摘み採られたお茶のことです。

茶樹は、長い冬の間じっくりと養分を蓄え、春の陽ざしを受けてみずみずしい若葉に成長します。

新茶がおいしいわけは、一芯二葉といって二枚の若葉がついた柔らかい新芽だけを丁寧に摘み採ってつくられるからなのです。

新緑の香りにあふれる新茶は、柔らかい葉と香り、味、色と、どれをとってもみずみずしく爽やかです。

苦み渋み成分(タンニンやカフェイン)が少なく、水分やミネラル分を多く含んでいるため、ほんのり香る新鮮な味が特長です。新茶でほっとひと息、素敵なティータイムはいかがですか?

只今『山本園』では、初摘み「新茶」のご予約を承っております。詳しくは、ホームページ【旬のおすすめ品】をご覧ください。

第11回 春の「しがらき駅前陶器市」

毎年、春と秋に行なわれている『しがらき駅前陶器市』が、今年も盛大に開催されます。

信楽焼開運大狸をゲットしよう!!
◇◆第11回「しがらき駅前陶器市」◆◇

<期間>
平成17年4月29日(祝)~5月8日(日)
≪ゴールデンウィーク中の10日間≫
午前9:00~午後5:00

<会場>
信楽高原鐵道信楽駅前広場

<食の市>
●おいしい昼食と信楽の特産品販売
(朝宮茶・椎茸・信楽銘菓等)
●農家レストラン

<イベント>
●ポイントラリーによる信楽焼の景品プレゼント
●信楽焼陶器の日替わりオークション
≪4月29日(祝)・5月1日(日)・3日(祝)・4日(祝)・5日(祝)≫
●信楽焼「狸」「フクロウ」大即売会
●花市場コーナー

<ステージ>
●紫香楽太鼓”炎”の演奏
●秀明太鼓の演奏
●その他・地元創作民芸太鼓などの演奏

<わんぱく体験>
●金魚すくい(無料)
≪5月3日(祝)・4日(祝)・5日(祝)≫

<お問い合せ先>
「駅前陶商振興会事務局」電話:0748-82-3391

第61号(2005.03.01)

「抹茶フルーツサンドイッチ」

お茶は和風の料理だけでなく、洋風の料理に使っても大変合うものです。きれいな緑が食欲をそそります。

【材料】(4人分)
———————————————————————-
・食パン2片《サンドイッチ用24枚》
・バター50g
・生クリーム1/2カップ
・マヨネーズソース大さじ2
・抹茶小さじ2
・砂糖大さじ1
・いちご10粒
・パイナップル(缶詰)6切れ
———————————————————————-

【作り方】

1.生クリームを泡立て、かたくなったところでマヨネーズソースを加えて混ぜます。

2.砂糖に抹茶を加えて混ぜたものを(1)の中に散らすように入れて混ぜ合わせます。

3.いちご、パイナップルはスライスします。

4.バターを塗った食パンの半量を広げて(2)を塗ります。(3)を重ねて、残りの半量の食パンをかぶせ、サンドイッチ状にして切ります。

(日本茶倶楽部)

お茶のガン予防効果

カテキンは緑茶の「渋味」にあたる成分ですが、このなかでも特にエピガロカテキンガレード(EGCg)という成分がガン予防に有効であるとの報告がされています。

ガンの多くは細胞の突然変異によって起こりますが、緑茶のカテキンにこの発生を予防し、ガン化した細胞の増殖を阻止する力があることが研究によって明らかにされてきています。

また、緑茶の生産地におけるガン死亡率が他の地域にくらべて低いというデータなどからも、カテキンがもつガン予防効果は実証性のあるものとして注目を集めています。

緑茶のカテキンに細胞の突然変異(イニシエーション)と、ガン化した細胞の増殖(プロモーション)を阻止する働きがあることが動物を使った実験によって確認されています。

「緑茶を多量に飲むほどガン予防に効果がある。」と、埼玉県立がんセンター研究所が発表いたしました。

(お茶の科学)

第60号(2005.02.01)

平成17年 冬の「遊ランド信楽」

ユニークで多彩な「鍋」・「汁」を1杯100円で・・・・・。
アレコレ楽しく食べてみませんか?

初めての冬季限定「信楽焼蔵出し陶器市」を開催いたします。お気に入りの品もきっと見つかるはずです!!

◇◆冬の「遊ランド信楽」◆◇

<期間>
平成17年2月26日(土)~3月13日(日)《16日間》
午前10:00~午後4:00

<会場>
甲賀市役所信楽支所東側第2駐車場

<主催>
信楽観光フォーラム

<内容>
●あったか~い・おいし~い「鍋祭り」でほっかほか!
≪猪鍋・鹿鍋・鳥鍋・牛鍋・豚汁≫1杯100円で食べくらべ。
●信楽焼蔵出し陶器市
蔵出し陶器の掘り出し商品がわんさか!
●信楽盆梅展
地元の愛好家が丹精込めて栽培した「盆梅」を展示します。
●食の市
信楽特産品の即売会≪朝宮茶・地酒・信楽銘菓・椎茸等≫

<お問い合せ先>
信楽観光フォーラム
(信楽高原鐵道)TEL:0748-82-4366≪9時~17時≫

近江商人

近江商人とは、江戸から昭和にかけて活躍した近江出身の商人たちのことです。

八幡・日野・五個荘など、出身地によって商品や活躍時期もさまざまに、てんびん棒を担いで各地を行商しました。

やがては東京などの大都市に店を出し豪商となった者も大勢生まれています。

近江商人たちは、商人としての心がけを家訓として、それぞれの家で大事に守り続けました。

代表的な「売り手よし、買い手よし、世間よし」の「三方よし」とは、買い手に喜ばれるのはもちろん、地域社会への貢献も大事にするよう説いたもので、現代でも通じる経営理念です。

他にも、勤勉や倹約、誠実な商いなどを奨励するさまざまな言葉が遺されており、訓を守る子孫たちが今なお経済界で活躍し続けているのもうなずけます。

近江商人を輩出した地域では、彼らの邸宅などが公開されています。

立派な屋敷に住みながらも、質素倹約を旨とした彼らの暮らしや、さまざまな家訓に触れるうち、その熱い商人魂に冬の寒さも吹き飛んでしまいそうです。

第59号(2005.01.01)

お茶を使った料理(4)

「お茶入り五目ずし」

【材料】(4~5人分)
・すしめし《こめ3カップ分:酢大5:砂糖大2:塩小1.5:酒・みりん大1》
・干ぴょう20g《砂糖大1:だし汁2/3カップ:薄口しょうゆ大1/2:酒小1》
・筍1/2個《砂糖大1/2:だし汁1/2カップ:薄口しょうゆ小1:塩少々》
・にんじん1/3本《砂糖小1:だし汁1/3カップ:薄口しょうゆ小1/2》
・絹さやいんげん12枚
・れんこん1/2個《酢大1/2:だし汁1/3カップ:砂糖大1/2:塩小1/4》
・煎茶大1
・酒大2


【作り方】
1. 各材料をそれぞれの分量のだし汁と調味料で煮て味つけ、絹さやいんげんをゆでます。
2. すしめしを作り、(1)を切って混ぜます。
3. 最後に煎茶に酒をふりかけ、軽く絞ってすしめしの中に入れ、さっくり混ぜます。

(日本茶倶楽部)

お茶で成人病予防・老化防止

ホースを水が流れるように、血管の流れがスムーズでなければ健康な状態とはいえません。

緑茶のカテキンは、コレステロールの量を調整して、血管壁の汚れを防ぐ働きがあります。

これによって動脈硬化を防ぎ、ひいては高血圧や脳卒中などの成人病の予防につながります。

また、カテキンにはビタミンEの20倍という強い抗酸化作用があって、人間の体の機能の老化を防止してくれます。

いつまでもいきいきと長生きする秘訣は、毎日緑茶を飲み続けていくことにありました。

悪玉コレステロールが血管壁に沈着すると動脈硬化が起こり、高血圧の原因になります。

緑茶のカテキンには、このコレステロール量を正常値まで調整する働きのほかに、血圧上昇抑制、血糖降下、血小板凝集抑制作用など、成人病予防に対する効果があると言われています。

人間の老化は体内に過酸化脂質が蓄積されることで起こりますが、緑茶のカテキンにはこの過酸化脂質の生成を妨げる「抗酸化作用」があります。

(お茶の科学)

第58号(2004.12.01)

お茶を使った料理(3)

「煎茶のつくだ煮」

【材料】(4人分)
・煎茶のでがらし100g
・煎茶10g
・しょうが(みじん切り)大さじ1
・酒、みりん各大さじ2
・しょうゆ大さじ2
・だし汁(または水)1/2カップ・炒り切りごま大さじ1.5


【作り方】
1. 鍋に煎茶のでがらしと煎茶を入れ、しょうがのみじん切り、酒、みりん、しょうゆ、だし汁(または水)を加えます。
2. (1)を火にかけ、やや強火で炒め、汁けが少なくなったところで、炒り切りごまを加えて混ぜます。


お茶は飲むだけでなく、いろいろな料理にも使えます。栄養があって、しかも香ばしい香りが器いっぱいに広がります。

(日本茶倶楽部)

お茶は飲むだけでなく、いろいろな料理にも使えます。栄養があって、しかも香ばしい香りが器いっぱいに広がります。

(日本茶倶楽部)

お茶の解毒・抗菌作用

その昔、毒消しに緑茶が用いられていたことが示すように、緑茶のカテキンには解毒・抗菌の作用があります。

緑茶に含まれているカテキン類の中でも、特にエピガロカテキンガレード(EGCg)の働きが細菌を死滅させます。

食中毒をおこすボツリヌス菌や伝染病菌、細菌類、風邪のウイルスなどを不活性して症状を抑えるほか、食事のあと歯間にのこった食べかすの腐敗や細菌の増殖を抑えることで口臭も防いでくれます。

“お寿司にあがり”は、食中毒予防の知恵。食後の一杯の緑茶は、健康のためだけでなく、お口のエチケットにもつながるのです。

インフルエンザウイルスや虫歯をひきおこす細菌にも、緑茶のカテキンが有効です。緑茶のうがいで、風邪や虫歯を予防しましょう。

また、切り傷の応急処置や水虫にも緑茶は効果があるといわれています。

(お茶の科学)

第57号(2004.11.01)

お茶を使った料理(2)

「玉露まぶしの天ぷら」

【材料】(4人分)
大正海老4本
・いか1/2ぱい
・れんこん6cm長さ
・にんじん5cm長さ
・しし唐辛子8本
・衣《卵小1個、冷水1/3カップ、小麦粉1/2カップ弱(40g)、玉露小さじ1》
・油(揚げ用)適量


【作り方】
1. 海老は背ワタをとり、尾を残して殻をむき、いかは皮をむき1.5cm幅の輪切りにします。
2. れんこんは皮をむき、1.5cm幅の輪切りにして水にさらします。にんじんは5cm長さの拍子切りにします。
3. とき卵に冷水を加えて混ぜ、小麦粉を入れて混ぜたのち、玉露を散らして入れます。
4. 1、2、しし唐辛子の各素材に、3の衣をつけて、油<170度が理想的>で揚げます。

(日本茶倶楽部)

ビタミンC

お茶お茶1杯分(150ml)に含まれるビタミンCは約6mg【煎茶(製茶葉)10gを90℃・430mlのお湯で1分間浸出】。

煎茶100gあたりのビタミンC含有量は約250mgで、他食品との比較では、レモン(果汁)の約5倍・ピーマン(生)の約3倍・ほうれん草(生)の約4倍になります。

人間の身体機能を維持・調整するビタミンCは、体内で生成することができません。

ですから、毎日積極的に摂取することが必要ですが、1日の所要量50mgの補給には、レモンでも丸ごと1個分の果汁を飲まなければなりません。

その点、緑茶なら何気ない1杯にビタミンCがたっぷり。

3度の食事に1杯の煎茶を飲むことで、1日の所要量のおよそ3分の1以上を補給することができます。

なるほど、緑茶はとっても手軽なビタミンC補給飲料なのですね。
ビタミンCの保健効果としては、風邪予防・疲労回復・美容美肌効果・老化防止などがあげられます。

お肌を気づかう女性に、メラニン色素の沈着を防ぎます。

愛煙家の方に、タバコ1本の喫煙で約25mgのビタミンCが消費されます。

いそがしいビジネスマンに、体調を整えて、風邪や成人病などを予防します。

こんな方には、ぜひ緑茶を・・・・・。

(お茶の科学)

第56号(2004.10.01)

お茶を使った料理

 

お茶を使った料理
 
「ういろう」

【材料】
・小麦粉150g
・砂糖100g
・水(または牛乳)400g
・抹茶少々
(色のつきぐあいにより調整)

 

【作り方】
1.材料をすべて混ぜ合わせる。小麦粉などが固まらないようよくかき混ぜてからこす
とよい。
2.容器に入れ、蒸し器で15分ほど蒸す。
3.熱がとれたら冷蔵庫に入れ冷す。
4.適当な大きさに切って出来上がり。

(知って得するお茶百科)

 

お茶の分類

 

お茶の分類

 

お茶は、不発酵茶(緑茶)・半発酵茶(ウーロン茶など)・発酵茶(紅茶)の3種類に大別され、いずれも同じ茶の木( Cameria sinensis (L) O.Kuntze ) の葉からつくられます。

その違いの基本は、茶の葉が持つ酸化酵素をどう処理してあるかという加工法の違いから生まれます。

すなわち製造の初期の加工工程で、この酸化酵素の活性を加熱処理(殺青)によって破壊し発酵をまったく止めるか、あるいは発酵を途中で止めるか、発酵させるかによって、不発酵茶・半発酵茶・発酵茶となります。

不発酵茶は、茶の葉を蒸す、炒る、煮るなどの方法で酸化酵素の働きを止めて加工したもの(緑茶)で、日本の緑茶はこの代表です。

これと違い、半発酵茶は、酸化酵素をある程度活用し発酵を進めてから加工するもので、一般にウーロン茶と呼ばれる茶がこれです。

さらに発酵茶は、酸化酵素の働きを最大限に活用し、ほぼ完全に発酵させてから加工したもので、これが紅茶です。

(緑茶の事典)

 

第55号(2004.09.01)

第10回 秋の「しがらき駅前陶器市」

毎年、春と秋に行われている恒例の『しがらき駅前陶器市』が、地域の活性化を目指し、地場産品及び特産品等の展示即売・実演販売を行い、地域産業の振興を図ることを目的として、今年も盛大に開催されます。

今年は、「5周年記念特別企画」があり、楽しみも倍増します。

秋だ!祭りだ!陶器市だ!!
◇◆第10回秋の「しがらき駅前陶器市」◆◇

<期間>
平成16年10月9日(土)~10月11日(祝)
午前9:00~午後5:00

<会場>
信楽高原鐵道駅前広場

<内容>
●5周年記念特別割引
●大蔵だし市≪期間中≫(陶器即売)
●食の市≪期間中≫(特産品即売)
●わんぱく体験(金魚すくい)
●第2回なべまつり
●高原鐵道乗車の方へのプレゼント

<お問い合わせ先>
「駅前陶商振興会事務局」電話:0748-82-3391

世界の「茶」の呼称

世界各地の「茶」の呼称は、橋本実氏によると、大別して「Cha(チャ)」と「Te(テ)」に分けられるそうです。

Cha(チャ)は「茶」で、広東語の系統を引き、茶の伝播とともに陸路を北は北京・朝鮮・日本・モンゴルへ、西はチベット・ベンガル・ヒンディーから中近東をへて一部東欧に広がりました。

Te(テ)は海路で、福建語の系統を引き、福建省のアモイとの貿易をはじめたオランダの影響を強く受け、茶の製品が海路を通じてヨーロッパに広がったということです。

ヨーロッパではイギリスを中心に紅茶が広がり、今日の紅茶を意味するTeaになったといわれています。

(緑茶の事典)

第54号(2004.08.01)

お茶をおいしく入れる

お茶はちょっとした入れ方の違いで、驚くほど味わいが変わるものです。好みに応じて、自由に楽しく飲むことで一層味わい深いものになります。

熱いお湯で入れると渋味成分であるカテキンが早く出て渋味の強いお茶になるので、中級以下の煎茶か番茶を出すのに適します。

湯冷ましして低い温度で時間をかけて入れると、アミノ酸の一種であるテアニンが早く出て、甘味・うま味が出てくるので、高級煎茶や玉露に適します。

緑茶を味わうとき、一煎目は70℃程に湯冷まししたお湯で入れます。味と香りを十分に引き出し、二煎目は熱湯を注いでカテキンやカフェインをたっぷり出して飲めば、緑茶がもっている利点を十分活用した飲み方になります。

また一度沸騰させ、湯冷ましした水で一晩出した冷茶も日常のお茶に取り入れたいものです。

低い温度で出すので水色もグリーンがかった黄色で口当たりもまろやかです。朝、起きぬけに一杯ゴクゴクと飲むと目も覚め、快適な一日がスタートできます。

●ブレックファーストティー
朝の一杯は、目覚ましのお茶。濃い目に入れて、大きなカップでたっぷり飲めば、緑茶カフェインで頭もスッキリ。

●アフタヌーンティー
午後のティータイムは、忙しい人もちょっとだけ息抜きして、いいお茶をゆっくり味わう。行き詰まっていた発想も、突然ひらめきが生まれるかも・・・・・。

●アイスティー
水分補給はたしかに肌に潤いを与えます。しかし、水だけで飲みすぎると胃に負担がかかるので、お茶の成分が入ったグリーンティー・ウォーターで、胃にやさしい美容対策を。

(知って得するお茶百科)

お茶を生かす水

お茶と水はつきものです。日本の茶産地はきれいな渓流や水系と深くかかわりのあるところにあります。よいお酒をつくるには、よい水を選ぶのと共通点があります。

お茶は香りが生命ですが、一方臭いを吸着する性質があります。お茶をおいしく入れるには、おいしい新鮮な水で入れるのが第一の条件です。

同じお茶でも、水が変わると信じられないくらいの味が変わるものです。

水は硬水と軟水とに区分されます。水の硬度・軟度は、含まれるマグネシウムイオンとカルシウムイオンの量で決まります。

硬度20度(水1リットル中炭酸カルシウム200g)以上の水を硬水、10度以下が軟水とされています(工業上の分類)。

日本の水の多くは軟水ですが、一般的に軟水の方がお茶の飲用に適していると言われています。

「茶は土地の水で飲め」と昔から言われるのは、お茶に一番よく合う水は産地の水だからですが、現実には無理で、身近な水道水を使うのが普通です。

しかし近年河川の水質が悪く、水道水も塩素消毒を行うため、カルキ臭(塩素イオン)が強くなって、お茶もおいしく出せなくなってきています。

これは米や料理にも共通することですが、カルキ臭(塩素イオン)は水を一度完全に沸騰させるとマグネシウムやカルシウムなどが除かれて硬度が低められます。

お茶を入れるときは水を必ず一度完全に沸騰させた後、しばらく静置してから使うのが、お茶をおいしく飲むコツです。

塩素の臭いが気になる場合には、汲み置きにした水を使うとお茶がおいしく飲めるようになります。

(緑茶の事典)

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