絶景の地 「湖国」
「湖国」滋賀には、名所旧跡や名刹古刹も多く、京都や奈良に次ぐ数の国宝と重要文化財が存在しています。
琵琶湖とそれを取り巻く比叡・比良・伊吹などの山々織りなす風光明媚な景観と相まって、松尾芭蕉をはじめ多くの文人墨客がこの地に魅せられてきました。
なかでも浮世絵師歌川広重が描いた「近江八景」によって、湖国の趣のある風景は世に広く知れ渡りました。
粟津(あわず)や矢橋(やばせ)など、姿を変えてしまった場所もありますが、それぞれの地を訪れてみれば、浮世絵そのままとはいかないものの、いまだに往時を偲ばせる風情が残されています。
また昭和25年には、四季折々の美しい湖国の風景を象徴した「琵琶湖八景」も選ばれ、感動的な眺めで訪れる人々を迎えてくれるのです。
お茶の保存
お茶は乾燥した食品で、長く保存できるように十分乾燥してあります。だから他の食品に比べると、長期間保存できます。
しかし保存方法が悪いと、短期間に水分や物の香りを吸収して悪変し、商品価値が低下して、せっかくの香味を楽しむことが出来なくなってしまいます。
特に夏季は、高温多湿なので、ちょっとした不注意で、お茶が変質してしまいます。
お茶の緑色の主成分であるクロロフィルは大変不安定で、熱分解や光によって鮮やかな色がさめてしまいます。
この変化は、温度による影響が大きく、お茶の色を良く保つには、冷蔵することが一番効果的です。
お茶の変質に影響する条件は、温度・水分・酸素・光線で、これらをコントロールすれば変質はほとんど防止できます。
(茶のすべて)。