旬の一服「新茶」
すがすがしい初夏の風に
包まれ優しくそよぐ
お茶の新芽たち
さわやかに香り立つ
旬の味わいを
お届けいたします。
降りそそぐ陽ざしが輝きを増し、
やさしく風が薫る頃、
若葉きらめく茶園から
今年一番の緑茶、
新茶がうまれます。
旬ならではの生気にあふれた
一葉一葉を大切に育み、
真心込めて仕上げました。
初夏の息吹をいっぱいに含んだ
自然の恵みをお届けいたします。
茶の成分
栄西が鎌倉初期の建暦元年(1211年)に著した「喫茶養生記」の冒頭に、「茶は養生の仙薬であり、延齢の妙術なり、人これを用いれば其人長命なり」とあります。
それから四百数十年後の江戸時代、元禄三年(1690年)に来日したドイツ人エンゲルベルト・ケンペルも、「茶は便通を良くし、血液を浄化。特に痛風を予防、体内の結石を溶かす作用があり、また精気を増し、体の動きを敏活にし、気分を爽快にする」と記しています。
彼らはいずれも、長い間の経験から茶の効用を述べています。現代は科学の進歩により、茶の主要成分と、それらの薬餌的効果もほとんど明らかにされつつあります。
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