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杜鵑(ホトトギス) NEWS

第53号(2004.07.01)

疲労回復にはお茶が一番

最近、どういうわけか疲れやすい。そんな悩みをお持ちの方はいませんか。

疲労は万病のもと。早いうちに回復したいものです。

ところで、疲れたときにお茶を飲むと、全身から力がすっと抜け落ちて、疲れも洗い流されるような気分になったことはありませんか。

それはあながち、気分的なことだけではないのです。実際、お茶は疲労回復に大変効果を発揮する飲み物なのです。

疲労を回復するには、体の中にたまった疲労物質を外に排出しなくてはなりません。その点、お茶に含まれたカフェインがその働きをしてくれます。

というのも、カフェインには血液の循環をよくし、利尿作用を活発にする働きがあるからです。

この2つの働きでもって、体にたまった疲労の素を外にだしてくれるのです。

同時にこれは、耐久力を増すことにもつながります。疲労が早く回復すれば、それだけ耐久力・持続力が増すことになります。そうすれば、仕事やスポーツに、思う存分、力を発揮することができます。

疲れやすいとお悩みの方は、手近かなところからその対策をしましょう。それにはお茶を飲むのが一番手っとり早く、効果的です。

(日本茶倶楽部)

冷茶の作り方

お茶には「熱い茶」のイメージがありますが、冷たい茶にも風情があり何とも言えない味わいがあります。

家庭での冷茶の作り方・出し方には、次のようなものがあります。

【水出し用ティーバッグを使う場合】

(1)水出し用ティーバッグを冷水ポットに入れる。水0.5リットルに水出し用ティーバッグ1袋(5g)が目安。

(2)10~15分後にトングか長箸で水出し用ティーバッグをよく絞る。成分を出すためよく絞ることが大切。急ぐ場合はポットの口を押えて上下に振るのもよい。

(3)ポットから水出し用ティーバッグを取り除く。ポットには水と一緒に氷を入れるのもよい。

(4)冷蔵庫に入れておき、いつでもおいしく飲めるようにしておく。

【冷水を使う場合】

(1)急須に茶の葉を1人大サジ2~3杯を目安に入れる。少し多めに入れるのがポイント。

(2)あらかじめ冷しておいた水を、お茶の葉が浮き上がらない程度に静かに急須に注ぎ、4~5分後に飲む。少し長めにおくのがコツ。

(3)急須や茶碗なども涼しげな器を使いながら楽しみたいものです。最近ガラス製の容器も普及しています。

【氷入れの器を使う場合】

(1)1人前3gを目安にお茶の葉を急須に入れる。

(2)60℃程度に冷ました湯を急須に注ぎ1~2分待つ。

(3)その間、ガラス器に氷を入れておく。

(4)(2)の急須の茶を注ぐ。

(緑茶の事典)

第52号(2004.06.01)

日吉茶園

滋賀県は日本のお茶の発祥地とされ、西暦805年伝教大師最澄が唐より持ち帰った茶の種子を比叡山麓の日吉大社あたりにまかれたのが始まりとされています。

日吉大社は、伝教大師最澄が比叡山延暦寺を創建した時の鎮守とした神社で、その境内にある日吉茶園は日本最古の茶園といわれています。

かつて最澄が遣唐使と共に入唐した際に持ち帰ったと伝えられる茶種を育成し、嵯峨天皇に煎茶を献じたという記録も残されています。

(知って得するお茶百科)

喫茶の由来

わが国で喫茶が古くから行われていたことを示す記録は、断片的ではありますが少なくありません。

それは主には遣唐使やその随員として派遣された留学僧らに関係した記録であります。

しかし、喫茶を中心的なテーマとして書かれた最初の茶書は、鎌倉時代になってからでありました。

すなわち、明庵栄西(みょうあんえいさい)の「喫茶養生記(きっさようじょうき)」<1211年成立>であります。

栄西は臨済宗の開祖として知られていますが、日本では本格的な喫茶の風はこれ以降に成立したと考えられています。

栄西はその中で『茶は養生の仙薬、延命の妙術なり』と記しています。

仙薬とは、いろいろな成分が相乗的な効果をあげる不思議な薬を意味しますが、栄西は茶の効能を今日でいう「保健薬」の観点から説いていたのです。

(緑茶の事典)

第51号(2004.05.01)

緑のきらめき「新茶」

この香り・・・・・。
ふるさとの緑の野辺が目に浮かぶ。

この味わい・・・・・。
なつかしい人を思い出す。

心ふんわり、旬の香り・・・・・。

生まれたての味と香り
こころ微笑む新茶のとき・・・・・。

芽生えてすぐの茶の若葉を
一芯二葉と摘みました。
新茶は若葉のしずくです。

心ゆくまで「新茶の時間」の幸せを
お楽しみくださいませ。

茶樹とその発見

茶の発見は、中国神話上の人物で農と薬の神、「神農本草経(しんのうほんぞうきょう)」「食経(しょくきょう)」を著したとされる神農(しんのう)の伝説に始まります。

神農(しんのう)は、薬草を求めて野山を駆け巡り、1日72の毒にあたっては茶の葉で解毒したといわれています。

植物性飲料の1つである茶は、茶の木の葉を原料として作られます。茶の木は植物学では「チャ」と片仮名で表記されますが、永年性の常緑樹で、ツバキ科カメリア属に属し、学名をCamellia sinensis(L)O.Kuntzeと呼びます。

茶の木は、葉を摘んでもまた新たに新芽が伸びてきます。

そのため年に2~4回の収穫が可能で、立春から数えて88日目である八十八夜の頃に摘まれる一番茶から始まり、およそ1ヶ月半ごとに二番茶・三番茶と収穫されます。

茶は生命力の強い木で、このような農作物は他に例をみません。もっとも日射が強く気温が上がるほど葉が硬くなり、後で摘むほど茶の緑茶としての品質は低下します。

(緑茶の事典)

第50号(2004.04.01)

第9回春の「しがらき駅前陶器市」

毎年、春と秋に行われている『しがらき駅前陶器市』が、地域の活性化を目指し、地場産品及び特産品等の展示即売・実演販売を行い、地域産業の振興を図ることを目的として、今回も盛大に開催されます。

◇◆第9回春の「しがらき駅前陶器市」◆◇

<期間>
平成16年4月29日(祝)~5月5日(祝)《7日間》
午前9:00~午後5:00

<会場>
信楽高原鐵道信楽駅前広場

<内容>
●大蔵だし市《期間中》(陶器即売)
●食の市《期間中》(特産品即売)

<イベント>
■ポイントラリーによる、信楽焼の景品プレゼント
■信楽焼陶器のオークション(5月3日・4日:午後)
■信楽焼”狸”の大即売会
■竹墨絵付け教室

<ステージ>
◆秀明太鼓の演奏(4月29日 13時~)
◆紫香楽太鼓”炎”の演奏(5月2日 10時~)
◆『やっちくれ創作ダンス』の実演(5月3日 11時~)

<お問い合せ先>
「駅前陶商振興会事務局」
電話:0748-82-3391

サポニンのさまざまな薬効

サポニンは、朝鮮にんじんや柴胡(さいこ)などの漢方薬の主成分として知られています。

お茶にも、約0.1パーセントのサポニンが含まれ、栄養の宝庫として注目される納豆と同じ割合で含まれています。

すでにサポニンには、いろいろの効用があることが知られ、精力増強、脂質低下、強心、血栓予防、中枢神経興奮、インシュリン、鎮痛、鎮静作用等があるといわれています。

(緑茶の事典)

第49号(2004.03.01)

2004年「陶都しがらき三大まつり」

平成14年から、信楽の夏の風物詩「しがらき陶器まつりは、1年を通したまつり『陶都しがらき三大まつり』として生まれ変わりました。春(4月)に陶器の即売を中心とした「陶器まつり」と、夏(7月)には火に感謝する「火まつり」、そして秋(10月)には陶器の展示を中心にした「土まつり」が開催されます。

◇◆第51回しがらき陶器まつり◆◇
期間:平成16年4月2日(金)・3日(土)、4日(日)の3日間
会場:信楽駅前通り一帯、信楽伝統産業会館
内容:陶器即売、特産品即売
目的:産業振興

◇◆しがらき火まつり◆◇【予定】
期間:平成16年7月24日(土)
会場:信楽町役場西側駐車場~愛宕山・陶器神社周辺
内容:松明(たいまつ)奉納、各種表彰
目的:観光振興、火に対する感謝祭

◇◆しがらき土まつり◆◇【予定】
期間:平成16年10月9日(土)・10日(日)・11日(祝)の3日間
会場:滋賀県立陶芸の森、信楽伝統産業会館
内容:信楽陶器総合展、セラミックアートマーケット
目的:土の芸術(陶芸・農産物)振興

●お問い合せ先
「陶都しがらき三大まつり」実行委員会事務局
(信楽伝統産業会館内 信楽町商工会)
電話:0748-82-0873、0748-82-2345

お茶をおいしくする道具

茶碗や急須は、お茶の種類に合わせて選びたいものです。

玉露は小ぶりのものを、煎茶はそれより大きめ、番茶・ほうじ茶は深く大ぶりの茶碗がよく、土瓶が最適です。

また、茶入れには湿気防止に錫製が一番とされています。

お茶のおいしさをひきたてる茶器・・・・・。

好みの茶器で飲む一杯のお茶は格別です。味わいのある茶器でお茶を楽しみましょう。

(日本茶倶楽部)

第48号(2004.02.01)

お茶は、頭の回転をよくする

前の晩、夜ふかしをしてしまった、あるいは、なんとなく頭がボンヤリしてすっきりしない。あなたも、そんな経験はきっとおもちでしょう。

特に受験生は、頭がいつもさえていないと、受験勉強にも影響します。でも、どうすればいつも頭をすっきりさせておけるかとなると、なかなか効果的な方法は見つからないものです。

そこで、その方法の一つとして有効なのがお茶です。というのも、お茶には記憶力をアップする力があるからです。

お茶に含まれるカフェインには、脳を刺激して頭の働きを活発にしてくれる働きがあるのです。また、穏やかな興奮作用というのもあります。

カフェインが大脳中枢、特に大脳の知覚中枢に興奮的な作用を及ぼします。よく、お茶を飲んで寝ると、なぜか興奮していつまでも眠くならない、という人がいますが、まさにそれは、カフェインの興奮作用によるものです。

頭をすっきりさせ、回転をよくするには、一杯のお茶が大変役立ちます。

(日本茶倶楽部)

茶の十徳

栂尾山高山寺の明恵上人(1173~1232)が、茶の10の徳を自筆で芦屋釜に刻み込ませたと伝えられています。

明恵上人は、栄西禅師から茶の種子をもらい栂尾に茶の種子を播き、これをもとにして全国各地に茶の栽培を奨励したといわれ、こうした高僧によって茶の徳が宣伝され、茶を飲む習慣が寺院を中心に上流社会に広がり、徐々に一般大衆にも普及していったといわれています。

「茶の十徳」は、茶を飲み続けることによって授かる茶の効能を10項目に整理、集約して、広く世間に教えたものです。

(1)諸仏加護
諸仏の加護があってこそ、茶が日常の行事として仏前に供えられるまでになりました。茶を飲めば必ず加護があります。

(2)五臓調和
茶の効用は、体全体の均衡のとれた機能と維持に役立ち、病気を未然に防ぎます。

(3)孝養父母
茶の深い味わいは健康を保ち、素直な心を養い、父母への感謝の心を育て孝養を尽くすことになります。

(4)煩悩消滅
静かに端座し茶を飲み、心を落ち着かせれば煩わしい世事と疲れを忘れさせ、煩悩も消え失せます。

(5)寿命長遠
心に煩悩なく身に病気さえなければ、日々の仕事に精励でき寿命も長くなります。

(6)睡眠自除
茶は神経を活発にさせ、頭脳と血液の循環を増進し睡魔を除去することができます。

(7)延命息災
茶は強精力もあり、元気に暮らすことができます。茶人には息災で長寿者が多いです。

(8)天心随心
茶を飲むときは心を落ち着かせ、無我無心で純真な心になりきることができます。このため天神の心に叶い随う心境になります。

(9)諸天加護
邪気邪念もなく、祈らずとも神仏の加護があります。

(10)臨終不乱
昔、茶は仙薬として珍重されました。茶を愛飲すれば、心の平静を保ち天寿を全うできます。

(緑茶の事典)

第47号(2004.01.01)

いろいろ入ったお茶の成分

お茶は体にいい、多くの方がそうおっしゃいます。それもそのはずで、お茶には体にいい成分がたくさん含まれています。その数はなんと十数種類にものぼります。

しかも、お茶が他の一般の植物の葉と違うのは、第一にカフェインを含むことです。

カフェインは、眠気をさまし、疲労回復に効果を発揮するため、現代のようなストレス社会には貴重な成分といえます。

次に、タンニンがたくさん含まれることです。タンニンは胃や腸の粘膜を保護し、その働きを促します。胃腸の弱い方に、特に必要な成分です。

また、もう一つ大きな特徴として、ミネラルの中のマンガンが多量に含まれることがあげられます。これも物質代謝に欠くことのできない成分です。

他にも、疲労回復をはじめ、高血圧にも効果的なビタミンCがたくさん含まれますし、アミノ酸も豊富です。

さらに、葉緑素、青葉アルコール、マンガン以外のカリやマグネシウムなどの無機成分もたくさん入っています。

世界で40万とも50万ともいわれる数の植物の中で、ビタミンC、タンニン、カフェインの三つの成分を含むものは、ほんの数種類といわれます。その一つがお茶です。

(日本茶倶楽部)

がんの予防

お茶には、がんを防ぐ効果があると注目されています。

がんという症状は、がん細胞の芽を作るイニシエーション、それをがん組織にまで成長させるプロモーションという段階を経て起きると考えられています。

この段階で、それぞれお茶の入った餌と入ってない餌をマウスにあたえて行った実験によれば、お茶の入った餌を食べさせたマウスは腫瘍の発生率が低く、腫瘍の増殖も抑えられたことが確かめられています。

疫学調査でも、お茶を1日10杯以上飲んでいる人は、がんによる平均死亡年齢が、1日3杯以下の人より男性で5歳、女性で7歳高い結果がでています。

つまり、長生きして毎日10杯以上お茶を飲んでいる人は、全ての年代にわたってがんによる死亡率が低いことが確認されており、またお茶を栽培し、毎日お茶をたくさん飲んでいる地方では、他の地域に比べてがんによる死亡率(標準化死亡率)が低いという疫学的調査結果も報告されています。

(緑茶の事典)

第46号(2003.12.01)

ストレスに負けない

私たちの体は、外からウィルスなどの侵入を受けると、それを防御しようとする働きがあります。それを抗原・抗体反応または免疫反応といいます。

健康な体ですと、免疫反応が活発で、外敵から身を守ってくれますが、強いストレスが加わったり、体が弱っていたりすると、免疫機能の働きが低下し、容易に外敵の侵入を許してしまいます。その結果病気になるのです。

そこでいつも免疫機能の働きを強めておく必要があります。それにはストレスや疲れに負けない体を保つ必要があるわけですが、マウスの実験によって、お茶がそれに効果があるらしいことが判明しています。

ストレスのみを数日間与え続けたマウスは、免疫機能が著しく低下したのに比べ、ストレスとお茶の両方を同じ期間与えたマウスでは、まったくストレスを与えないマウスとほぼ同じレベルに免疫機能が回復していることが確かめられたのです。

このことは人間にも十分あてはまると予測されます。

ストレスがたまってしかたがないとお悩みの方は、多いのではないでしょうか。お茶によってストレスに負けない体がつくられるとしたら、これほど心強いことはないといえましょう。

(日本茶倶楽部)

疲労回復とストレスの解消

お茶1杯分には、15~100ミリグラムのカフェインが含まれています。カフェインは疲労回復の他、覚醒効果、強心作用、利尿作用などの優れた働きがあります。

お茶を楽しみながらの一服や一家団欒は、何よりのストレス解消になります。

お茶には、15パーセント前後と大量のカテキンが含まれていることが知られていますが、カテキンにはがんの発生を抑制する効果があることが、多くの学術研究で明らかにされつつあります。

(緑茶の事典)

第45号(2003.11.01)

昔はお茶は薬だった

朝起きがけに飲むお茶の一杯、あるいは、食事を終えたあと、じっくりと味わうお茶の一杯、なんともいえないいいものですね。

心地良さが体全体に広がっていくようです。やはり日本人だなーと、しみじみと思うという方も多いのではないでしょうか。

お茶は今では日常飲まれていますが、昔はそうではありませんでした。薬として飲まれていました。

中国では、漢の時代からお茶が飲まれていますが、その頃はもっぱら解毒用としてでした。日常飲まれるようになったのは三国時代からといわれています。

日本の場合、お茶の伝来には最澄や空海、栄西などに代表されますが、中でも栄西は著書「喫茶養生記」(1212年)の中で、「お茶は養生の仙薬なり」と書いています。

当時お茶が大変効き目のある薬として扱われていたことがよくわかります。また、栄西はこの書物の中で、お茶を飲んでいると心臓が丈夫になり、二日酔いにきき、病気にもかからないといっています。

薬用として飲まれていた頃は、お茶に甘葛(あまずら)をいれたり、ショウガで辛味をつけていたようです。嗜好用として一般に広まったのは、江戸時代の初期からです。

(日本茶倶楽部)

老化防止にお茶

ビタミンEは、ビタミンCと同様に体内の活性酸素の生成を抑える働きがあります。酸素は、生命の維持に欠かせないものですが、一方活性酸素という物質もつくります。

活性酸素は、いろいろな物質と結合して酸化させる性質があり、特に脂質と結合した過酸化脂質は、血管に作用して、動脈硬化や血栓症などの生活習慣病(成人病)の原因となります。

老化を防ぐには、この活性酸素の生成を抑える作用、つまり抗酸化作用をもつ成分を摂取することが必要です。

お茶に含まれるカテキンには、抗酸化作用があり、ビタミンCの10倍、ビタミンEの20倍もあることが分かってきています。

また、カテキンとビタミンとの相乗効果により、効果がより強まることも確認されています。

(緑茶の事典)

第44号(2003.10.01)

ダイエットにもなるお茶

「やせないで困っているの。どうすればいいのかしら」と、おっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。

でも、そういう方は、ご自分の生活をもう一度点検してみてください。甘いもの、油っぽいものをよくとっていませんか。

中には、甘いお菓子類などはいっさい食べないのに、やせないという方がいます。そういう方は、コーヒーや紅茶を飲むとき、砂糖やミルクをたっぷり入れていませんか。

あるいは缶入りコーヒーなどを好んで飲んでいませんか。缶入りコーヒーなどはかなりの糖分が入っています。飲めばやせないのも無理ありません。

その点、お茶はノン・カロリーです。しかも砂糖もミルクも入れませんから、太る心配もありません。

また、油っぽいものも太る原因になります。そこでやせるには油っぽいものをいっさい食べないようにすればいいのでしょうが、そうもいかないでしょう。

そんな時にお茶が役に立ちます。お茶に含まれるタンニンが脂肪を分解する酵素の働きを強めてくれるのです。脂肪がたまりやすくなるのを、お茶が抑えてくれます。

ダイエットに効果的なお茶は、女性にとって強い味方といえます。

(日本茶倶楽部)

美容と肌の健康にお茶

お茶はビタミン類が豊富です。ビタミンAそのものではないのですが、体内に入るとビタミンAと同じ働きをするカロチンが、ニンジンの10倍近く含まれ、ビタミンCはレモンの4倍、ホウレンソウの3倍近くもあります。

老化防止に効果のあるビタミンEも多く、その他ビタミンB群、P、U等も含まれ、お茶はビタミンのエース(A・C・E)が揃っている飲料です。

ビタミンAは、皮膚細胞や粘膜細胞を健康な状態に保ち、肌に潤いを保ちますが、不足すると肌がかさついてきます。

ビタミンCは、皮膚のメラニン色素の沈着を防ぎ、シミやソバカスのできるのを防ぎ、皮膚の白さを保つ働きがあります。

特に紫外線の強い季節には積極的にビタミンCをとる必要がありますが、その点お茶は手軽に豊富に摂取できる有利さがあります。

(緑茶の事典)

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